【現役配達員が語る】UberEatsが遅い、届かない理由【2025年4月】

【2025年4月】UberEatsで「料理がこない」「待つ時間が長い」トラブルが増えています。理由はかんたんで配達する人が足りないからです。その他の理由や対処もまとめました。

配達が遅い!届かない!


今、配達員がとても少なくなっています。なので料理が届くのが遅いのです。

配達員が少ないと注文がどんどんたまります。

お店には料理が並び、冷めてしまったり、キャンセルされて捨てられてしまうこともあります。

実際にぼくも配達中、お客さんに「遅い!1時間以上待ったよ!」と怒られることがあります。

でも配達員は注文された時間を知ることができません。

「そんなに時間がたってたのか」と驚くような事をお客さんに言われて初めて知るケースも多いです。

配達する人が少ないのはなぜ?

配達員が減っている理由は「給料(報酬)」がどんどん下がっているからです。

例えると以前は1件配達すれば800円くらいもらえることもありました。

でも今は、300円〜400円の注文がほとんど。

働いても生活できないので辞めていく人が多いです。

新しく始めた人も「これじゃ稼げない」とすぐに辞めます。

長時間がんばって働く人もいますが、体をこわしてやめてしまう人も少なくありません。

お店がブラックアウトする


配達員が足りなくなると、お店には料理がたまります。

料理が冷めたり、作り直したり、時間だけがすぎていきます。

すると、お店は「もう注文は受けられません!」と受付を止めてしまいます。

それか強制的に止まってしまいます。

これを「ブラックアウト」と呼んでいます。

しかもこうなるとその周りのお店も同じように注文を受けられなくっていきます。

やがてそのあたり全部のお店で注文できなくなるなんてこともあります。

最近は都心でもたくさん起きています。

あれ?でも新宿とか渋谷とか上野にはたくさんの配達員がいるじゃないって思うかもしれません。

実はみんな「高い報酬の注文」を待っているだけなんです。安い注文は受けず、くじら(高額案件)が来るまで待つ作戦です。

くじらってなに?


配達員は、注文が入っても「安いから受けない」とスルーすることがあります。

最近みんなが待っているのは「くじら」と呼ばれる高額の注文です。

ふつうの配達は300円〜2000円くらいですが、くじら案件だと3000円〜9000円になることもあります。多ければ10倍ほども違うんです。

だから、多くの配達員はくじらが流れてくるまで待つことを選びます。

動かずスマホを見ているだけで、ラクに高報酬の案件を狙えるからです。

結果的に「安い注文」は誰も受けません。

料理はどんどん冷め、お客さんは待たされ、最終的にはキャンセルになります。

そんなの待っていないで配達してよって思うかもしれません。でも配達員も実は困っているんです。

安い注文ばかりでは働き続けられません。

体力も時間も使うのに、給料が少なすぎて、がんばる意味がなくなっています。

信頼がなくなるUberEats


▶︎料理が届かない → お客さんが怒る・あきれる。
▶︎料理がムダになる → お店もやる気をなくす。
▶︎配達員が減る → さらに注文が届かなくなる。

この流れが止まりません。
これでは、お客さんも「もうUberEatsは使わない」と思ってしまいます。
サービスの信頼がどんどん下がっています。

UberEatsは配達員の給料(報酬)をどんどん下げています。

配達員が減るのは当たり前。お客さんも待たされて離れていきます。

お店も注文が減って続ける意味がなくなっていく。

会社は短期的に利益が出ても、長い目で見ればサービスは崩れていくだけです。

注文が届かない時の対処法


今のUberEatsでは「届くかどうか」はほとんど運まかせです。

安全に食事を手に入れたいなら、自炊か外食のほうが確実です。現役配達員としてもこれが正直な答えです。

とはいえ、少しでも届く確率を上げたいときは「注文の選び方」にコツがあります。

たとえば、お昼や夜ごはんの時間など人が多い時間帯に人気のお店へ注文すると料理を作るのも配達員が見つかるのも時間がかかります。

特に有名チェーン店のハンバーガーショップは混雑から料理が作られるのも遅いです。

大型お店だと場所が8階なんてことも。人がいっぱいでエレベーターもなかなか動きません。大変なので配達員も「これは時間が長そうだ」と思って注文をスルーすることがあります。

また配達員が「これは運びたくない」と思う注文もあります。

重たい水を何本も頼んだり、大きなピザを注文したりすると、配達員に敬遠されやすいです。

お店側やお客さんにも原因がある場合もあります。

何度も問題を起こしているお店や配達員への態度が悪いお客さんは「またこの店か」「あの人か」と配達員たちの間で情報が共有されて誰もその注文を受けなくなることもあります。

逆に、配達員から「これは楽でいいな」と思われる注文もあります。

たとえば「単品の料理」だけを注文するパターン。品数が少なくて運ぶのがラクなので、配達員が受けやすいです。

それから愛想がよかったり、「チップ」をくれるお客さん。アプリ内でチップを入れてくれる人は配達員からの印象も良くなり次回からも届きやすくなる可能性が上がります。

今のUberEatsは配達員が少なく、配達員も「楽に稼げる注文」を選んでいるため、誰でも受けてくれるとは限りません。

ですが「人気すぎるお店をさける」「重たい注文をさける」「配達員から嫌われていないお店を選ぶ」といった工夫をすることで、届く確率は少しアップします。

それでも今のUberEatsはトラブルが多く、注文しても料理が届かないことはあります。

「今日は絶対に食事を失敗したくない」という日は、自炊か外食がおすすめです。

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